制作映画
小林克人(監督)
小林克人(兄)
・1985年 テレビ制作会社勤務。アシスタントディレクターとして働きはじめる。
・1989年 独立して、友人と番組制作会社を起業。以降、TVディレクターとして 活動する。
2005年まで制作会社のディレクターとして、東京全キー局の番組制作に携わり、バ ラエティ番組から情報番組、旅番組、ドキュメンタリー、音楽番組、クイズ番組、 CMなどの演出を行う。
20年間のキャリアのなかで、一度も制作をしたことがない分野は「スポーツ中継」 と「ドラマ」。それ以外の番組であれば、生放送、公開番組など、想定しうるすべての番組形態の制作もできる。
制作した番組は大小あわせてとても多いので、代表作と言えるものをあげるのは難しい。特にテレビ番組は映画と違い、個人的業績は計りにくい。
その中でディレクターとして評価されたものは、NHK BS-1「世界わが心の旅/今井通子」(1995・ドキュメンタリー)(のちに書籍化された)、テレビ東京「朝の情報ワイド/マネーライフ」(1996~99)(全曜日帯番組でありながら、このコーナーだけ書化)、同局「ガイアの夜明け/ユニクロ」(2004)(当時歴代3位の視聴率を取り、これも一部書籍化された)、BSi「アメリカ・収穫請負人の夏」(2005・ドキュメンタリー)(最後のTV番組。放送後NHKからも制作オファーがきた)。
自治体の依頼で制作したショートドキュメンタリー2本が「地方の時代・映像祭」で2年連続で審査員特別賞を受賞した。
・2005年 弟・健二とともに、ジャングルウォークで映画制作に専念する。
□小林兄弟・作品歴
舞台
1990
「ヒナ子の肖像」
「鋼鉄の男」
「夢より遠い夏」
・高校生の全国演劇連盟祭で、この脚本を選んだ高校演劇部が地区予選で 高い評価を受けた。
1991
「レクイエム」(脚本別)
「漂う月」
「風に眠る犬」
1993
「キノピオー」
・全日全回すべて売り切れた。
・小学館から漫画原作にできないか、とのオファーがあったが、担当者が転属になりたち消えた。
・他の劇団での再上演が続いた。
1994
「しなくてもいい」(一部脚本のみ)
1995
「蒼い月の部屋 中原中也伝」
1996
「午前一時に映画館」
・映画と舞台を織り交ぜたコンプレックス上演。「キノピオー」と並んで、全日全回ソールドアウト。
2006
「キノピオー」再演
映画
1996「戦死」(17分・16ミリ)
2000「登校日」(17分・16ミリ)
2009「369のメトシエラ」(115分・デジタル)
2016「フローレンスは眠る」(121分・デジタル)
2019「闇鴉」(9分・デジタル)